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下痢の時の水分補給方法

 この時期の下痢の原因は感染性腸炎(ノロウイルスの感染)が原因である事がほとんどです。この場合、下痢しているからといって飲んだ水分がすぐに便になって出てしまう訳ではありません。
  下痢という症状は実は下痢になった原因菌を早く体外に排出するための自己防衛反応でもあります。下痢が良くなるのは病気が良くなる事ですが、少しでも早く症状を改善しようとして強力な下痢止めを使用するのは逆に病気を長引かせる事にもなりますので慎重にしてください。
  下痢は止めようと考えないでそれによる身体の不具合を予防しながら身体が病気に勝つまで(ノロウイルスの場合なら48時間)我慢する心構えが必要です。
  たとえ、下痢してる時でも小腸から水分が吸収される事は確認されていますので、下痢してる時こそ水分補給を行いましょう(ノロの場合、症状が改善しても10日間くらいは便の中にウイルスが排出されていますので症状が改善しても排便後の手洗いは十分に行ってください。)

 

「とるべきもの」  
水 カフェインのないお茶(ルイボスティ、ハーブティなど)
薄いスープ ジュース  お粥

摂取方法 少量づつ頻回
一日の必要量 コップ8杯2リットル以上
水分が足りているか
どうかの目安
尿量が十分かどうかで確認する。
色が濃く、量も少ない場合には水分不足状態である。


「避けるべきもの」
ミルク  乳製品  生野菜と果物
ぬか類  全粒穀物(シリアル)
甘いもの  スパイス類
カフェイン
アルコール


 
 
 
 
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