男性長寿、日本2位に 女性は1位、WHO統計
記事:共同通信社
【2007年5月21日】
【ブリュッセル19日共同】世界保健機関(WHO)は18日、2007年版の「世界保健報告」を発表した。それによると、05年の平均寿命が世界で一番長かったのは、男性はサンマリノの80歳、女性は日本の86歳だった。日本は前回統計まで男女とも「長寿世界一」だったが、05年には男性平均寿命が79歳で2位だった。
WHOは男女合計の平均寿命を発表していないが、男女別の平均寿命を単純平均すると、日本は82.5歳となり、サンマリノの82歳を上回っている。
男性の平均寿命が長いのはオーストラリア、アイスランド、スウェーデン、スイスで、日本と並ぶ79歳。女性はモナコが85歳で2位、フランス、サンマリノなど計7カ国が84歳で3位。
平均寿命が最も短いのは、「データなし」のイラクを除くと、男性がシエラレオネ、女性がスワジランドで、それぞれ37歳。世界193カ国の平均寿命は男性64歳、女性68歳だった。
GIスズキの独白:日本が長寿を達成した背景には我々の先達が苦労して築き上げた健康保険制度や検診制度の整備や実行などがあるわけです。理想的な状態を想定したとしても人間の寿命は135歳くらいまでといわれてますが、これ以上国民全体の平均寿命を延ばす事は限界に近づいています。ですから、これから我々が目指すべきものは「老いないようにする」事ではなく、「いかに健康に歳をとるか」だと考えます。その一つの方法として私は定期的な内視鏡検査をすすめます。「早期診断」で身体が大きなダメージに曝されるのを防ぎましょう。 |