ワクチン需要は約4000万人分 今冬のインフルエンザ
記事:共同通信社
【2007年6月29日】
厚生労働省の検討会は28日、今冬のインフルエンザ流行に備え、必要となるワクチン量は、大人約4000万人分に当たる1940万-2080万本程度との予測をまとめた。
メーカー4社の製造量は最大で2350万本程度となる見込みで、十分な供給能力が確保されているという。
昨シーズンの製造量は2518万本で、1985年以降最多となったが、うち640万本は使われなかった。大量に余った原因としては、インフルエンザの流行開始が例年に比べ遅かった影響などが考えられるという。ワクチン使用量は96年以降、連続して増加していたが、昨シーズンは初めて減少に転じた。
人口100人当たりの使用本数を都道府県別にみると、最も多かったのは島根の18.1本で、最も少なかったのは埼玉の11.7本だった。
GIスズキの独白:年齢を問わずインフルエンザワクチンを接種するのは今や自己防衛として当然と考えた方がいいんじゃないかな。大局的にみたって罹ってから治療するよりはるかに安全でしょう。効果的なインフルエンザワクチンを毎年提供してほしいね。 |