はしか流行は依然継続
記事:共同通信社
【2007年9月18日】
国立感染症研究所は14日発行の感染症週報で、今年春以降の流行で首都圏を中心に休校が相次いだ麻疹(ましん)=はしか=について「福岡県からの患者報告数は増加傾向で、大阪府も明らかな減少傾向にあるとは言い難い」などとし「今年の国内の流行は継続中」と、警戒を呼び掛けた。
週報によると、今年の流行は5月下旬がピークで、全国の定点医療機関からの患者報告は、小児が215人、成人は82人まで増えた。
その後、流行の中心だった首都圏の患者数は減少。しかし福岡県では、小児患者の報告が8月上旬の1週間が1人だったのに、翌週から19人、24人と増え、9月2日までの1週間は26人に。大阪府の小児患者も同じ時期に9人、7人、14人、7人と、なかなか減らない状態が続いている。
感染研は「警戒は秋も継続する必要がある。ワクチンの補足接種など新たな対策が行われなければ、来年以降も流行が繰り返される」としている。
GIスズキの独白:ということで、15歳以上から20代前半の人達は今のうちに自己防衛の必要あり!騒ぎになる前に抗体検査をしてワクチン接種を。 |