コーヒー派に膵がん少ない 1日3杯以上の男性
記事:共同通信社
【2007年10月9日】
コーヒーを1日に3杯以上飲む男性は、ほとんど飲まない男性に比べ、膵臓(すいぞう)がんになる危険度が低いとの疫学調査結果を、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎(つがね・しょういちろう)国立がんセンター予防研究部長)がまとめ、横浜市で開催中の日本癌学会で5日発表した。
コーヒーは膵臓がんの危険を高めるとの調査が1981年に米国で発表されたが、異論も出てはっきりしていなかった。今回は男性だけで予防効果がある可能性が示されたが、研究班は「コーヒー以外の生活習慣や体質の影響もあるのかもしれない」としている。
調査は、全国9府県の40?69歳の男女約10万人が対象。1990年から平均約11年の追跡期間中に233人が膵臓がんになった。
年齢や喫煙などの影響を取り除いてコーヒー摂取量との関係を調べたところ、ほとんど飲まない男性が膵臓がんになる危険度に比べ、1日に1?2杯飲む男性の危険度はやや低く、3杯以上の男性はさらに低いとの結果で、よく飲む男性ほど危険度が下がる傾向があった。
女性では特定の傾向はみられなかった。緑茶では男女とも摂取量と膵臓がんの関係はなかった。
GIスズキの独白:でもね、僕の立場的に言えば、コーヒーを飲み過ぎると切れ痔になり易かったりするわけです。だから、膵臓がんの危険度は下がるかもしれないけど別な影響もあるかもしれないことを考えながら読んでください。ですよ。
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