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大腸の病気、例えば大腸癌、大腸ポリープ、大腸炎、憩室症などがこの検査1回で分ります。
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3.なぜって! |
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大腸の病気のほとんどは大腸粘膜(大腸の壁の一番内腔側に位置する部分)から始まりますので、大腸を内腔から観察する大腸内視鏡検査が大腸の検査には一番都合がよろしいことになります。
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4.他に良い方法はないの? |
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バリウム注腸検査、CTによるバーチャルコロノグラム、PETなどがありますが、現時点ではその精度からして大腸内視鏡検査を越えうる検査はありません。
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5.当院の大腸内視鏡検査は? |
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いわゆる工藤進英(注)方式とでも言いますか、拡大内視鏡を使用して、随時色素散布を行い、瞬時に病変の診断を行います。条件が許せば直ちに治療(ポリープ切除)等を行います。もちろん、いろいろな状況を考えて処置を行いますので入院となることはありません。便潜血反応検査を一次検査とすれば、この検査は二次検査(精密検査)と位置づけられる検査ですが、我々はこれをルーチンで行います。 |
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(注)工藤進英 |
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現在、国内外での大腸内視鏡検査の第一人者、秋田赤十字病院時代に指導を受け、その後も師事しています。現昭和大学横浜市北部病院消化器センター長、副院長 |
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